1日午前から本学の学部入学式が行われ、約8千人の真新しいスーツを着込んだ新入生が、大学生活に一歩を踏み入れている。
入学式会場最寄りの早稲田キャンパスでは、多くの学生が入学したての新入生を新歓していた。
1日は政経・法・文(午前)、教育・スポ科・国教(午後)が、2日は文構・商・社学(午前)、理工・人科(午後)がそれぞれ各学部合同で入学式を行う。
★新元号有識者に鎌田総長
新元号選定にあたり日本政府が招集した有識者に、本学前総長の鎌田薫・法学学術院教授が含まれていたことが、1日午前分かった。政府発表を報道各社が報じた。
鎌田氏は本学法学部、大学院を修了後、同学部で教務などを担当し、2010年から本学の総長を2期8年務めた。専門は民法。
★政経に「令和」学長
新元号の発表に絡み、本学政治経済学部の「川岸令和(のりかず)」学部長に注目が集まった。新元号と同字だったため、発表直後にインターネット上で情報が拡散されたほか、報道各社から取材が殺到したという。
川岸氏は本学政治経済学部、大学院を修了後、同学部教授を務め、昨年から現職。専門は憲法。
★新歓学生反応
1日午前に新元号が発表されると、同日の入学式に合わせサークル新歓中だった早稲田キャンパスでは様々な反応が見られた。
発表直後には、大隈銅像前で新元号を連呼しながら沸き立つ学生たちが現れ、午後には弁論サークルが新元号にちなんだビラを即席で印刷して配布していた。
新歓中だった教育学部の学生(20)は、「令の字は意外に感じたけれど、新元号がまとまった感じになってよかった」と語っていた。
沖縄出身という教育学部の学生(21)は、「元号のもつ意味合いは喜び一辺倒だけではないと思うので、いま感じる雰囲気はちょっと違うかな」と話していた。
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