弊紙は、学生による、大学当局の動向を批判的に報道するメディアがないことを憂慮した早稲田生有志によって、昨年から創刊準備を進めてまいりました。
我々は、「他の団体の機関紙ではなく、有志学生によって担われた独立したメディア」、「合議によって決定された方針に従う」、「建前の公平中立よりも批判扇情を恐れず、読者の考える材料になることを目指すメディア」という目標を掲げ活動して行く所存です。
我々は、以上の目標を達成するため、大学に対して届出はせず、A3・フリーソフトの使用によって発行時の負担を最小化する形態を取っています。
早稲田大学は「自由」「在野の精神」を掲げた、非常に民主的で自由奔放な大学だとお思いのことでしょう。しかし、そんなものは建前上のことであって、砂の城にすぎません。早稲田大学における自由とは、大学当局の非常に厳しい規定に縛られた枠内での自由にすぎません。最近でも何か大学にとって不都合なことをやれば、停学処分を連発する姿が見られます。
立て看の設置も地下二階練習場も、出版サークルも、ツイッターでの監視も、関係ないと高を括っていれば次に活動を制限されるのはあなたかもしれないのです。
ものを書くということではなんでもできる我々のサークルでは、この状況に「NO」を突きつける批判的なジャーナリズムとして、大学の学生による自由な活動を守って行く運動の一助になると信じております。
メンバー個々の取り上げたい出来事に対し、調査し、ときに当事者にインタビューして情報を掘り起こしながら、記事を作ります。
読みやすい紙面をめざし、ページ構成や記事構成を整えていきます。
出来上がった紙面を印刷し、校内で配布します。
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