戸山キャンパスの諏訪通り側における立て看板掲示方針について、大学当局は11日、①立て看板設置スペースを外壁の内側に設ける、②諏訪通り公道側フェンスへの立て看板設置を今
後認めない、の2点を改めて示した。この方針は学生部長、キャンパス企画部長の連名で全学生にメールで通知された。
今回示された方針については、昨年5月に本学公認サークル三役宛に通達があったのち、学生有志から「今まで築き上げられてきた立て看板文化と表現、言論の自由が奪われる」として方針撤回の申し入れがなされていた。当局は11月以降この申し入れへの回答を保留している。
この方針について、大学側は戸山キャンパスの改築に際して新宿区の緑化条例に依拠する必要が出てきたため、と説明している。だが、同区議会質問で新宿区区長から「立て看板規制を
意図したものではない」との答弁が出ており法的正当性が疑われていた。この点についても当局は公式に言及していない。
当局は設置スペースの拡大を改善のアピールとする目論見だが、学外への「立て看板」効果はこの方針変更で損なわれた格好だ。
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